一器一憂

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土祭。



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さて、ホーム益子にて行われています土祭参加のお知らせです。

開催期間は9月13日[日]新月─28日[月]満月まで。

今回陶芸メッセ内にあります旧濱田邸にて「益子の原土を継ぐ」に参加させていただきます。

内容は参加作家24名で3カ所の益子の粘土を掘りに行き、

その掘ったままの原土を好きに使って制作をして展示をするというものです。

焼物屋さんが多数をしめますが別に焼かずとも良く、例えば絵描きさんは絵の具として

染物屋さんは染料として原土を使って制作されるので、粘土そのものの色合いや粘土の使用法(可能性)

が見所でしょうか...。


今回自分はどうしようか悩んだ末、竃を作ることにしました。

それは昔の里山は裸足で歩けるほど綺麗だったという話を

土祭関連の集まりで地元の古老から聞いたからで

その理由は子供達が煮炊き用の薪を近場の山から競い合うように毎日拾っていたからとの事。

なるほどなと。生活と環境とが見事に調和しているなと思いました。

ガスもIHも便利だけれども毎年ただ燃やしてしまう枝葉で煮炊き

できれば有用だし楽しいなと考え竃を作ることにしました。


そこで3種の粘土をひとつは煉瓦に、ひとつはお釜に、ひとつは塗り土

にすることにしました。

ただ今回ひとつ気を使ったのは重さです。家の中に備えつけるわけにもいかず

気軽に好きな場所へ持ち運び出来るものをと考えました。

そこで煉瓦となる粘土には園芸用の鹿沼土を混ぜてみました。

強度はともかく4割ほどは軽くなったと思います。

型を作っての煉瓦を作る工程はたんたんとしていますが

抜けない型を作ってしまったりでひとつひとつを想像しながら

作り上げていく楽しさはものづくりの醍醐味だなぁと喜びを感じました。


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                      (制作過程)



40センチ角の小さなものですが同じものがあればドッキング出来て登り窯のように2つも3つも調理出来る

優れものの設計です。(さて本当に米は炊けるのでしょうか?)

展示の方は濱田邸前の登り窯に負けじと睨み合うように展示されていますので

宜しければどうぞご覧下さい。

www.youtube.com/watch?v=5blFIvwyMg8



さらに今回の土祭では陶器市の自身の出店場所であるTOKORARKにて16日と26日に

いつもお世話になっている野花を愛でる蒼の会のメンバーによる掛け花入になげ入れをさせていただきます。

そして26日はお湯呑を作らせていただいてこちらも普段よりお世話になっている織田流煎茶道有志による

お茶をお出しさせていただきます。


土祭にお越しの際はぜひお立ち寄り下さい。










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by 400pottery | 2015-09-16 01:49 | Comments(0)
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四百窯 近藤康弘によるブログ。


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